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2013/11/11
欠損パーツ製作1

入手困難な欠損パーツは作ることもできます


スイッチノブが無くなっています。機能はしますがこのままでは見た目も良くありませんし、
スイッチをおかしな角度で押し込む原因にもなりかねません。
欠損パーツ製作1

エポキシパテで小さな豆腐みたいな物を作ります。粘土細工のような感じです。
欠損パーツ製作2

削り出してサイズと形状を調整します。
塗装ができるようにペーパーで仕上げて、
欠損パーツ製作3

塗装します。今回はやや青みがかった黒と言うか紺色です。
スイッチだけピンクとかかわいい色にすることも可能です。
欠損パーツ製作4

取付部分はドリルで穴を開けます。ぴったりサイズで穴を開け押し込んで固定。
取付部は角型ですが回転してしまう場所ではないので丸穴で問題ありません。
ある程度力のかかる構造なら接着する等他の方法も使えます。
欠損パーツ製作6

取り付けるとこんな感じで、ちょっと綺麗すぎる気はしますが、あまり違和感はありません。
色自体はどうにでもなるので機材の雰囲気に合わせたり、逆にアクセントカラーにするのも良いかと思います。
5欠損パーツ製作

完全手作業なので複雑な形状の物は無理なのと最近では3Dプリンターの出力金額が下がってきましたので、製作依頼を受けることはほとんど無いと思いますが、こんな事も可能という例になります。
製作工賃は要相談と言う事になりますので、いちいちモデリングデータを作成するほどではないとか、そもそもデータの作成は無理というような場合はご相談ください。

SONIXでは長年の使用でポンコツ化してしまい、廃棄を待つだけとなった楽器も買取して長年培ってきたリペア技術を活かして商品化しています。
「とにかく楽器を廃棄しない」ギターはもちろんですが、電子楽器も同様の考え方で対応しています。

その修復技術を用いて、上記ような状況になり使いたくても使えない楽器を可能な限り修復し、機能だけでは無く見栄えも回復して、愛器を長期間使用したい方のサポートをしています。

一生付き合うからこその愛器です。あきらめていた方も是非ご相談下さい。  TEL:053-476-6688

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