ソニックス×DrumGym　2011ドラムクリニックが大盛況のうちに終了しました。
ご来場くださったドラマーの皆さん、お疲れさまでした。

今回のクリニックは基礎を中心にしたスティッキング・ワークショップとツインペダルを用いたコンビネーションテクニックを解説するアドバンス・ドラム・テクニックの2本立て。

スティッキング・ワークショップでのスティックの持ち方からクリニックがスタート。

さすがは染川氏。
スティックコントロールの基本を細かく、実にわかりやすく説明してくれました。
参加者の多くが、これまで何気なくやり過ごしていた事にたくさんの理論が詰まっていた事に驚かされたようです。

アドバンス・ドラム・テクニックではツインペダルを駆使して、時にホワイトボードも駆使してより高いドラムパフォーマンスのきっかけなる様な内容を披露。

会場のAスタジオは熱気につつまれ、参加者皆熱い視線で講師、染川氏のテクニックを見つめていました。

自身の機材を実際に体験させたり、Q&Aを中心に解説してのクリニックはミュージシャン個人の成長を促すスタイルで実に有意義な時間になりました。

基本的な奏法のドラムクリニックというのはソニックスでは初めての試みでした。
参加者の多くが独学でドラムの練習を続けて来た人で、「こういう機会にはまた参加したい」という声や、「あの子も来たら良かったのに」という意見が多かったです。
目の前50cmのところで現役のプロドラマーが技術を披露してくれるという機会は滅多にないですからね。
確かにドラムは叩けば音が出るので、独学でもある程度までは何とかなるパートと認識されています。
今日の様な基礎的な理解のサポートが少しだけあれば、見える世界がもっと違ったと感じたのでしょう。
今日の内容で心に残ったのは「出来ないフレーズがあるから、それを克服するための基礎がある」ということ。
たくさんの活動の場がある浜松だからこそ、今、基礎を学べる場所が必要なのかもしれないと感じました。
ソニックスでは今後もこういった機会を出来る限り用意したいと思います。
そこで、次回は9月4日(日)にパーカッションクリニックを開催します。
詳細は明日公開します！