少し報告が遅くなってしましましたが、成瀬正樹氏によるギター・クリニックが無事に終了しました。
ご来場いただいた皆さん、誠にありがとうございました。
この日は『リズム&ドラム・マガジン直伝 極』の著者で、当店のドラムクリニックでお馴染みの染川良成氏もデモ演奏にゲスト参加。
実はこのお二人、幼なじみだそうです!
幼なじみの2人ともプロミュージシャンになっているってすごいことですよね!
スタジオ常設のマーシャルにLine6のPODX3とシンプルなセッティングではあるものの、繊細なタッチから図太いロックサウンドまでカバーしている実にバランス良いサウンドでしたね。
サウンドメイキングの秘話を聞き出したかったですね。
ドラムはロックテイストあるZildjianのZ3を基調としたセッティングでした。
成瀬さんの書籍もたくさん用意して準備万端。
実際のギタークリニックは大盛況で濃い内容でした。
音楽理論と言う幅が広く、説明が難しいのですが、ホワイトボードを使って、5線譜やピアノの鍵盤の絵を書いたりしてわかりやすく説明してくれました。
伝えたい内容が多く、講義時間は1時間半をいっぱい使いました。
講義が終了するとたくさんの質問に親身になって答えてくれていました。
ギターマガジンの奏法解説のコラムを書いてたりしている業界の話なんかが飛び出した後は「あの曲のあそこのピッキングはアップでいくんですね!?」なんて質問が飛び出したところは、さすがギタリストだなと感じさせられましたね。
さて、今回のクリニックは成瀬さんの「メタル・ギタリストのための 鋼鉄の音楽理論」の書籍が発売された事をきっかけに開催する事となりました。
この本の出版のきっかけは、「有名なロックギタープレイヤーほど音楽理論を理解して、楽曲に生かしている」という事をリットーミュージック社の編集者が強く感じたからだそうです。
音楽理論を理解していると楽曲のコピーにも、オリジナル楽曲作成にも有効になりますよね。
そして、理解が深まる事でブルースやソウル、ファンクのセッションへの参加も心強くなります。
音楽理論を身近なテクニックとしてとらえてもら、音楽活動の幅がもっと広がり、充実のミュージックライフが訪れるのではないでしょうか。
今回のクリニックに参加できなかった皆さんも、先ずはこの書籍『 メタル・ギタリストのための 鋼鉄の音楽理論』を手に入れてみましょう!
ロックの名曲を使って音楽理論を手ほどきしています。
ロックが好きな人なら当然、これからいろんな音楽を聴いてギターの勉強をしたい!というギタリストにもたくさんの曲紹介があるので、実に参考になります。
大好評のうちに終了したギタークリニックでした。
ギタークリニックは「菊田俊介さんのブルースギタークリニック」に引き続きまだ2回目です。
まだまだ手探りではありますが、もっとも早い情報をしっかり体験できるクリニックを開催していきたいと思います。
今後のクリニック情報をお楽しみに!