Marshall JCM-1C
シリーズ第3弾は、ギター・ミュージックが大きく変革された1980年代を代表し、数々の金字塔を打ち立てたMarshall JCM800へのオマージュ・モデルです。JCM-1Cヘッドは、オールバルブの1Wattアンプで、80年代に一世を風靡したマーシャル・サウンドを自宅でも使いやすいボリュームで再現できるようボイシングされています。1981年、マーシャルはこの時代を象徴するJCM800シリーズを発表し、またしてもロック・ギターのサウンドを再定義しました。JCM2203/2204アンプのアグレッシブで鋭いサウンドは、NWOBHM(ニュー・ウェーヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)になくてはならないサウンドとなり、ロサンゼルスの有名なサンセット・ストリップで爆発していた「ヘア・メタル」運動の中心となりました。80年代末にはスプリット・チャンネル・アンプとジュビリー・シリーズが登場、クリッピング回路によりオーバードライブ・サウンドがさらに強力になりました。こうして遂にこのJCM-1Cによって当時のマスター・ボリューム・サウンドが再現され、さらに「スプリット・チャンネル」のゲインが増強されました。
ベース/ミドル/トレブルの3バンドのEQセクションは、トーンの精密なチューニングと自由自在な音作りを可能にします。フルボディの豊かなクランチ・サウンドとスクープ・サウンド(ドンシャリ・サウンド)のメタル・トーンが、コントロール・ノブを回すだけで再現できます。マスター・ボリュームとプリアンプ・ボリューム(ゲイン)は、それぞれJCM-1全体の出力とオーバードライブを制御し、またブースト・スイッチを押すことにより更にプリアンプ部にゲインを加えることで80年代らしいボイシングが得ることが可能です。アンプ内部は、プリアンプ部にECC83(12AX7)バルブ2本、パワーアンプ部にECC82(12AU7)バルブ1本が搭載されています。パワーアンプは、当時のJCM800と同様に「プッシュプル式」が採用され、コンパクトなJCM-1の外観からは想像できないほどズシリと響く、吠えるような迫力あるサウンドを提供します。JCM-1コンボに搭載された、10インチ/16Ωのセレッション・スピーカーは、コンパクトなサイズと深く豊かなサウンドのバランスをとるために今回特別にボイシングされたものを採用しています。コンボとヘッドはいずれも外部スピーカー・キャビネットをリアパネルにある16Ωまたは8Ωのスピーカー・ジャックに接続することが可能です。コンボは、いずれかのスピーカー出力ジャックに外部のキャビネットを接続すると、内蔵のスピーカーが自動的にオフになるよう設計されています。
正規輸入品 保証付き
税込販売価格¥84,000- SOLD OUT