ジダン
ブラジルが負けた相手はフランスだ。予選の1試合目を見たときはもうこれは無い(決勝)と思ったが、さすがは優勝経験者が居るチームだ。
しっかりと決勝に合わせてきている。ブラジルとの一戦は強いの一言に尽きる。
チームがまとまり、目的意識の統一がしっかりできている。予選で目立った守備の乱れもほとんど感じない良い状態だ。
イタリアもそうだが、ぎりぎりのところで踏ん張れるディフェンスには感心させられる。いい所まではがんばるのだがちょっとしたことで大崩れする日本とはまだまだ大きな壁ががある感じだな。
ジダンは今回の大会を最後に引退することになっている。自動的に負けたらその試合がジダンにとって最後の試合になる。
フランスチームには、このジダンに少しでも長くプレーさせるんだという意思を感じる。俺たちファンはもちろんだが同じ代表チームに入る超一流選手が一試合でも多くジダンとプレーしたいと、そのように思っているのではないのだろうか。
ブラジルのロナウジーニョはジダンは最高のプレイヤーだと賞賛していた。現在世界一といわれるファンタジスタをして最高と言わしめるプレースタイルはもはや芸術的である。
ほかにも優れた選手はたくさん居るが今のフランスチームにおけるジダンは本当にすばらしい。
今日はそのジダンの最後の試合になるかもしれない。イエローを一枚持っているので、もし勝ったとしてもイエローカードが出た時点で最後の試合になる。チームメイトもそのことはわかっているだろう。また、ほかのづランスの主力、相手のポルトガルの主力もイエローをもらっている選手が多い。
勝たなくてはいけない試合だがあまり激しいチェックをすると、累積2枚で決勝に出られなくなる。どのような指示が出るのかわからないが、もしかするとお互いにある程度余裕を持った攻めができる展開になるかもしれない。スーパープレーの応酬みたいな展開になると良いんだがどうかな。
今日は雨が降って自転車に乗れず筋トレメニュー、最重要強化筋肉の大胸筋を中心に上半身がパンパンだが、好調フランスのジダンの試合である。これが最後になるかもしれないと思うと疲労なんて関係ない。ぜひとも勝ってもう一試合ジダンを見ることができるように願っている。