減量、その後
減量が終わり、ハンバーガーや焼き肉、トンカツ、お菓子など、普段食べている物は解禁になったので、普段通りの食生活に戻っている。
通常に戻った初日は、油物に対して胃がもたれる感があったが、それもすぐ慣れて今はもう何も感じない。
で、その後体重がどうなったか、報告しておかなければなるまい。
通常に戻して二日目、木曜の夜の体重、66kg!
一気に2kg近く増量、たくさん食べた事による含み増と内臓脂肪の増加によるものだろう。
水曜日の検量直後から結構食べたからね。体重は増えた物の、パワー感はも増えて走り自体はパワフルだ。
プロボクサーが前日検量でリミットを切ったら、翌日の夜の試合までに数キロ増やすというのは、こう言うことなのかと自らの身体で実感した。
内臓脂肪もある程度の量は必要で、火曜日の内臓脂肪断面積36.2㎠は、少なすぎると言うことだな。
この内臓脂肪レベルでは持久戦は無理だ。
ところが、今日体重を量ったら65kg、なぜか減っている。身体の見た目は変わっていないので内臓脂肪が増えたり減ったりしているだけか?
人の身体って言うのは不思議なものだ。
減量中に、体重が減ったら消費カロリーも減るので、摂取カロリーも少し減らそうかと言っていたわけで、来週あたりから白飯の量を若干減らそうかとは思っている。おかず類はそのまま。
今まで通りのトレーニング量ならリバウンドするようなことはないと思うし、もし、したとしても減量前の68kgを越えるようなことはあり得ない。
なぜなら、68kgは全く食事制限無しの時の体重だから。1年でー1kg状態な。
摂取カロリーも消費カロリーも変わらなければそれ以上に増えるわけがない。
ただし、筋肉量をさらに増やす計画はあるので、この計画がうまく行けば68kg以上になる可能性はある。
もはや、体重はあまり関係ない状況になりつつあるな。
気にすべきは体脂肪率とか筋肉量だから、正確に体内組織を計測できたら良いんだが、家庭用のヤツは全くあてにならないもんな。
ウチにあるような安物じゃなければちゃんと計測できるのだろうか?
ってことで、ネットで何か良い機械は売っていないかしと調べていたら、製品よりもジムのインボディスキャンを使っている人がいるのが気になった。いろいろと見ていると女の人が多いようだ。
「来週インボディスキャンがあるのでどうしよう」とか「前日は絶食する」とか「結果を見るのが怖い」とか….
バカじゃなかろうか。
なぜに絶食する必要があるのか、なぜ結果が怖いのか、痩せたいと思っているくせに、普段どのような生活をしているのか非常に不思議だ。
さらに、女性限定だがインボディで計測すると体脂肪量は平均以下で、とてもスリムなのに筋肉無さ過ぎで体脂肪率は平均以上と言う人もかなり多い。
脂肪が少なくて良さそうだし、実際、病院で検査した場合は良好だと判断されるが、これが実はやばい。老化が進んでいるのだ。
医者は老化に関しては範疇外なのだ。
食事を制限してのダイエットをするからそのような結果になる。当たり前だ。
摂取カロリーが少なすぎて筋肉や骨を作る栄養が足りないのだ。
結果的に体重は増えないのでうまくいっているような気がしているだけ。実は全然うまくいっていない。
比較的重い組織の筋肉が少なく、骨もスカスカなら結果的には体重は減るが、身体は常に飢餓状態なのだ。
胃が小さくなり、空腹に慣れれば、少量の食事でも日常生活に支障は出なくなる。
しかし、身体の内部は飢餓状態。栄養がほしくて仕方が無い状態だ。
しかしその少ない栄養は死なないために使われてしまう。筋肉や骨は後回しにされてしまうのだ。
この状態でついケーキを食べ過ぎたり、お菓子を食べ過ぎたりしたらどうなるか。
すべて脂肪に変わるのだ。死なない程度以上の栄養が体内に入れば、ここぞとばかりに貯蓄する。
元々、女性は皮下脂肪を必要としているため、過栄養はあっという間に皮下脂肪に変わる。
肝心の筋肉や骨は普段の運動不足から後回しにしても大丈夫だと脳が判断し、栄養は回されない。
それどころか、脳が栄養が足りないと判断すれば筋肉や骨は体内でタンパク源やカルシウム源として分解されどんどん退化していく、死なない程度のギリギリのところまで。
皮膚がどうにか持ち堪え、化粧やプチ整形でごまかしているだけで、中身は70歳か80歳のおばあさん(筋肉無し&骨スカスカ)と同じである。
これではバカ丸出しだ、痩せて喜んでいても、それは老化を進め、死に近づいているに過ぎない。
俺は11日間の食事制限による減量に挑戦したが、これは痩せるためと言うよりもプロアスリートの気分を味わいたい、自分にそれができるのかどうか試してみたいと言う気持ちから行ったものだ。
健康診断に合わせたのも、それによって体調不良を起こしてないかどうかチェックできるからだ。血液検査の結果でそれがわかる。
もし、競技として自転車に乗ることになっても、今回の減量経験が非常に役に立つだろう。
どの程度まで摂取カロリーを減らせるか、どうやって必要栄養素を確保するか、細かくカロリー計算し、タンパク質やカルシウムなどの必要栄養素の摂取量を計算し、独学とはいえ非常に綿密に計算した上での減量だ。
インテリな俺は、あるある大事典を見て単品ダイエットを試みるようなバカとは違うと言う事を忘れないようにしてほしい。
たくさん食べても太らない身体が理想、代謝することを第一に考えて、決して無理な食事制限はしないように。
女性の方、騙されやすかったり、世間の流されやすかったりする女性特有の特性は理解するとしても、思いとどまる事や世の中の嘘にNOと言える事も大事なことです。
無理な食事制限で痩せたとしても、絶対にきれいにはならないので考え直してくださいな。