すばらしいぞ、レコードクランク2007

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昨日は雨が降ってしまったが、ここ1ヶ月は雨が少なく、約1000km/月走ることができた。店の引っ越しで1ヶ月トレーニングを休んだ後なので、この走行距離に満足している。
クランクセットをレコードに変えてから数百km走ったわけで、だいぶ慣れてきた。
50t-34tのオリジナル→52t-39tのデュラエース、48t-34tのレコードとチェーンリングのサイズが違うのとクランクの材質違い(重さもだいぶ違うが)で、交換するたびに違和感があり、慣れるのにやや時間がかかる。
特にデュラエースからレコードは重さは全然違うし、歯数の違いもかなりある。最初は回りすぎてシフトのタイミングが違うのにバタバタした感じだったが、かなり慣れてきてうまく走れるようになってきた。
今日は、だいぶ慣れてきたレコードのクランクのことをちゃんと書こう。


このクランクは中空カーボンでできていて非常に軽い。ケイデンス100前後で走っている時の軽快感と滑らかさは最高だ。
チェーンをレコードに換えた時、あまりの変わりように驚き、デュラエースのクランクセットに変わった時もチェーンがカンパなのにもかかわらず、掛かりの良さとダンシング時のパワー感に高級品は違うと感じた。
しかし、レコードクランク2007はもっと凄い。
まず、長い距離を走っても脚にこない。F4:13はグランフォンドモデルという割には結構スパルタンで剛性感がある。ピュアレーシングモデルとは違うと思うが、乗り心地が特別良いわけではない。
しかし、反応の良さは抜群で一気の加速やフルパワー時の進む感は非常に気持ちいい。安定性も直進、コーナー共に高級感があってすてきなフレームだ。車で言うところの高性能スポーツカーをイメージしてもらうと良いかと思う。
でも、脚から地面へのパワー伝達性に優れていると、逆に地面から脚への攻撃性も高くなるのだが、レコードのクランクはそれがかなり軽減される。30kmほど気合いを入れて走った後の脚の軽さは今までにない感覚だ。
問題のアウターの歯数だが、俺ぐらいの脚力だと48tでも良いかもしれない。たいがいの坂ならアウターで余裕、21tでダンシング併用すれば、ほとんどの坂は問題無く登っていける。21tで厳しくなったらインナーに落せば34t、後ろは26tまであるからして道路として存在している坂であれば登れない所はないと思われる。
平地に関しても速度的に足らないこともなく、50tに対して僅かにケイデンスを上げれば良いだけ。同じ速度で巡航できるし、今まであまり使うことがなかったトップ側も使えるようになった。
10速もあるのに使わないともったい無いもんな。
48t-34tだと変速性能も良く、50t-34tのノーマルクランクとは切り替わるスピードが全然違うし、チェーンが外れたりするようなことも全く無い。ノーマルの時はたまに外れた。
そして、脚に来ないしなやかさを持ちながらもダンシング時のパワーの出方は先日も書いたとおり。無駄な力を使わずにしっかりと進む。
意識して坂をダンシングするようにして、この感じもだいぶつかめてきた。
ここ数日、かなりきつい坂をダンシングで練習しているんだが、太股の疲労を最小限にして登ることができるようになってきている。
ヒルクライムTTとなれば、力を残した脚でラストスパートがかけられるだろう。多分^^;
実際はTTしてみないとわからんが、冷静に落付いて走ればできそうな気がしている。暖かくなるまでにはこの走り方を完全に習得したいと思っているぞ。
と言うことで、レコードクランク2007は軽くて滑らか、しなやかで疲れないのにパワー伝達性が非常に良い。
おまけに見た目もチョーカッコ良いと来れば、値段が高いのもどうにか納得できるぞ。
俺みたいなシロートでもちゃんと練習すればその良さはわかるんだ。と思う事にする。
ついでだが、F4:13のノーマルクランクはかなり良くない。マジで交換した方が良いと思うぞ。
ピナレロオリジナルって事になっているが、多分FSAのOEM。カーボンクランクという割にあまり軽くないし、変速性能も高くない。
変速性能に関してはシマニョーロのデュラエースの方が良いくらいだった。
パワー伝達性もあまり良いとは思えない。これもシマニョーロの方がずっと良かった。
見た目はそれほどかっこ悪くはないが、F4:13完成車の場合、コーラスMIXと言っているわりに、ここだけカンパじゃない。
単純にコストダウンなのではないかと思う。余裕があれば、真っ先に換えた方が良いのがこのノーマルクランクだ。


tencho posted this in アスリートへの道 on .

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