オープン戦
今日は浜松球場にオープン戦を見に行った。中日vs巨人戦だ。
オープン戦なので、勝ち負けはそれほど問題ではないが、選手の仕上がり具合は気になるところだ。
また、三塁コーチボックスに入る巨人の野手総合コーチ伊原も気になる。
試合の展開は高橋 尚、長峰の両先発がまずまずで、中日は前半はチャンス無し、巨人はスコアリングポジションにランナーを進めるもののタイムリーが無く、いつもの公式戦のようなパターンだ。
長峰はヒットを打たれるのだが要所は抑え(と言うか巨人の上位打線がひどい)、中日らしい試合運びだな。
巨人も下位打線でチャンスを作り、上位打線で拙攻のパターンを何回も繰り返し、相変わらずな感じだ。
伊原総合コーチの動きに注目していたが、まだその方針や指導の効果は出ていないようだ。チームが変わるまでにはもう少し時間がかかるだろう。
後半戦にはいると、これまたいつものパターンで巨人はガタガタしてくる。
結果的には1-1で引き分けだったんだが、もし、ガチの公式戦だったとしたら間違いなく中日の勝ちだろう。
今日は寒かったこともあって、本塁突入の可能性がある場面ですべてストップ。怪我をしないことが優先されていた。
真剣勝負ならつっこんだかもしれないんだが、その場合は守備力の差が出たかと思われる。
9回、巨人は立浪を敬遠したんが、これはいただけない。
この試合で最も盛り上がった場面である。お客はこのせこい球場で野球を見るために3000円以上払っているのである。
球場に足を運ぶ野球ファンあってのプロ野球。
特に盛り上がることがなかった試合の大詰めで、ショボイ敬遠は後味が悪い。
原監督、敬遠によりよりしびれる展開になるような場面なら、そう言う作戦もありだと思う。
しかし、今日のあの場面での敬遠は試合をつまらなくするだけだ。
昨年、巨人戦の視聴率が最悪の数字を記録したわけだが、そりゃ見なくなるぞ。
中日ファンは当然のごとく大ブーイングだったが、巨人ファンも相当文句を言っていたぞ。
そりゃそうだ、自分が応援しているチームのショボイ作戦を見るのは情けない。
おれも、逆の立場なら文句の一つも言いたいところだ。