名古屋城
先日、名古屋城へ行った。
修業時代、名古屋市内の楽器店に勤めていたこともあり、名古屋城はよく見かけていたんだが中に入ったことは一度もなく、今回が初めてだ。
名古屋城は徳川御三家である尾張徳川の居城であり、規模も大きく大変立派な平城だ。戦争で消失してしまったのが惜しい。
城というのは、現在で言うと首相官邸と国会議事堂、各省庁、軍司令部&要塞などが一つになった物であり、城周辺にはそこで働く人たちの屋敷や商業施設などが広範囲に存在する。
政治と経済、そして国防の要であり、それを治める者の権力の象徴でもある。
中に入って驚いた。
コンクリートでできている。しかもエレベーター付である。
名古屋城は鉄筋コンクリートで構成されているっぽい。鉄筋コンクリートのビルに城の外装を貼り付けただけの建物であった。
うーむ、復元というのはこう言うことを言うのだろうか?
もうちっと、やり方があったような気もするが、これじゃ、中に入る意味がほとんど無い。
なんだか、本丸御殿も復元するために募金も募っていたが、意味があるのかどうか甚だ疑問だ。