先日の世界戦

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これな、店のお客にもどうなんだと聞かれたりしたんだが、試合の結果は見ての通り、実力どおりの大差。
大毅は終始自分のボクシングがさせてもらえず、中盤からは反則技のオンパレード。
頭突き、つかんでの投げ、タックル、サミングなど、ひどい内容だった。
普段は冷静な内藤があまりにもひどい反則に業を煮やし頭をこづく反則を犯していることからも、いかに執拗な反則攻撃であったかわかると思う。
内藤のこれまでの試合を見てない人にはわからないと思うが、そのボクシングスタイルはやや変則(世界にはもっとおかしなスタイルの人もいる))で一般の人がイメージする強いボクサーとは少し違って見えるだろう。
しかし、あのスタイルは内藤がボクシング人生をかけて作りだしたものであり、非常に強い王者ポンサクレックに3度目の対戦で勝利している。
1度目は世界戦最短記録でノックアウト、2度目はボッコボコにされてのTKO、それこそ地獄の底からはい上がってくる人並み外れた精神力が無ければなしえないことを達成しているのが現チャンピオンの内藤だ。33歳という年齢を考えると驚異的である。
ゴキブリ呼ばわりされて冷静に対応できるボクサー(それも世界チャンプ)はそれほど多くないと思う。
そんな内藤がキレるほどのひどい反則行為であったということだな。


で、俺は一つ前の書き込みでその反則については、まぁ大目に見ると書いた。
他のプロスポーツでも反則はある。世界的に大騒ぎになったジダン頭突き事件に関しても大目に見ている。
観客に手を上げたとか、審判に暴行を加えたとかそんなのとはレベルが違うプロの選手同士の行為なら、俺はそれほど問題視しないよ。
ましてや格闘技の試合中ならある程度の反則行為も有るかもしれん。
良いことだとは思わんが、そんなの当事者同士で、「すまんかった」と謝ればすむだろう。あとはペナルティ受けるなりなんなりで構わんと思う。
それがスポーツマンというものだ。
しかしだ、今回の場合はちと事情が違う。
反則が実父(セコンドにはいること自体違法)と実兄(現役世界チャンプでセコンドの資格無し、早い話違法)の指示で行われたと言うこと。
試合をする当人同士が熱くなってついやってしまったというのとは、意味が違うのだ。
大毅は大口叩いて態度もでかいがまだ18歳である。プロとは言うものの、子供なのだ。
兄貴や父親からそんな指示が出れば、やってしまっても不思議はない。本来は反則しそうな息子や弟を止める立場にある人間が、反則を指示(促した程度ではなく、完全に命令)したことは大きな問題だ。
日本中から叩かれている亀田陣営なわけだが、ここまで来るともう、亀田兄弟がかわいそうに思うぐらいだな。
大口をたたけるほど強くはないが、かといってそんなに弱いわけでもない。親を尊敬し信じて、これまで相当な量のトレーニングをしてきたはず。
その結果がこないだのような試合になってしまうとは、本人にとっても不幸なことだ。
あのオヤジさえいなければ、今回のような事態は起こらなかったのではないかと思うので、JBCはこのオヤジのセコンドライセンスを剥奪するように。
また、世界チャンプでありながら、反則を指示した興毅もベルト剥奪ぐらい有っても良いと思う。
ファイトマネーなんて当然没収だ。
会長の金平も責任を取って辞めるべき。そもそも、この極悪人がいなければ今回のような事件は起きてない。


tencho posted this in スポーツ感染 on .


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