とにかく良く壊れる俺のFCはクリスタルガイザーで無事帰還
相変わらずエンジンだけは調子の良い俺のFCなんだが、先日、ワイパーが止まらなくなった。
もうだいぶ前から、Ⅰポジション以外は全部Ⅱのスピードで動く状態ではあったが、停止させる事はできたので、走るのには関係ないし、まぁ良いかと思っていたんだが、ついにすべてのスイッチポジション(OFFでもな)で高速で動き続ける事に…
しばらく、ワイパーのヒューズを外す事で対処していたが、降ったり止んだりの中途半端な天気だとかなり面倒だし、ちょっとした雨でもワイパー全開(普通はめったに使わない高速モードだからな)はなんか恥ずかしい。
と言う事で、修理する事にしたわけ。
悪いのはスイッチなんだけど、ご存じの通り、ワイパーのスイッチはコンビネーションタイプの結構複雑な構造。
嫌な予感はあったんだが、高ぃ。五万以上するらしい。換算すると約5サバーイである。
x5 ≦ FCのワイパースイッチ
走行に関係無く、雨が降らなければ使用しないワイパーのスイッチに5サバーイはアホらしい。
スイッチは他の場所に別のを付けてもらう事にした。
間欠もスピード調整も無いし、止まる位置も自動ではなくなるがヒューズを外すよりはだいぶ楽だ。
おかしな位置で止められるので、昔の車っぽい…と言うか昔の車かw
それだけだったら俺のFCでは良くある話で、どうって事はないんだが今日の本題は修理から戻って二日後、昨日の帰宅時の事だ。
ラジエターランプが時々点く、水を足してみたけどまだ時々点く、そのうちほぼ点灯で時々消えるになり、ボンネットの隙間からなんとなく湯気のようなものが時々出る。
見た目と臭いからしてオイル系ではなく水系だ。水って事はやっぱ冷却水。
こう言う時は家や会社が近ければ、そーっとなるべく惰性で目的地まで到達するか、遠ければあきらめて安全な場所で車を止める。
いずれにしても、湯気が出ている時点で水は流出しているので長くは走れない。
そのうち水温計が上り出すので、そうなってきたら(と言うかなる前に)安全な場所で車を止める。
家まで持たないと判断した俺は、家から1km程の地点で停車する事にした。
とは言え、今は深夜である。止めるにしても照明が必要だ。明るくて安全で、なおかつ深夜であるからして他所様に迷惑にならない場所まで惰性で進む。もう水温計はオーバーヒート寸前である。
エンジンを停止し、ボンネットを開けるとラジエターホースがエンジン側で抜けている。
こりゃダメだ。まだお湯の沸く音がしているので水はまだ残っている様だ。ギリセーフ。
しかし、そこら辺を手で触れる温度ではないので、ここからは落ち着いて行動する。
1.取り合えず冷ます。特にやれる事は無いので、テキトーに黄昏れてみたりする。
2.自販機かコンビニに水を買いに行く。ただの水が良いが、普通はミネラルウォーターだと思うので、できるだけナチュラルなヤツ(軟水系)にする。まぁ、硬水でも大丈夫だと思うけどなw
で、量は多めに(1L以上)買う、余ったら飲めば良いし多分余らない。今回は3本(1.5L)だ。
ラジエターにも入れるが、冷却用、火傷対策、作業中の水分補給と用途は広い。
3.外れたホースを触れるレベルになるまで待つ。水が豊富に有るならそれ使って冷やしても良い。
4.ホースをはめてバンドを締める。工具が無い場合は、ほぼお手上げなので1.の段階でJAF。
5.ラジエターキャップをそーっと開ける。おそらく、この頃には開けても大丈夫だと思うが、場合よっては熱湯が吹き出すので注意。そーっと回して、ヤバいと思ったらすぐ閉めろ。
6.ラジエターにさきほど買った水をそーっと入れる。今回はクリスタルガイザーだ。
飲料水で良いのかと思うかもしれないが、クーラント(ラジエター専用の水)は防錆と凍結対策がされているだけで基本は水だ。ずーっと飲料水じゃまずいが、家に帰るぐらいはまったく問題なし。
多分、この時入れた水が沸くので、吹き上りに注意。なお、少量なら良いがたくさん水を入れた場合は、修理の時にクーラントをちゃんと入れてもらえよ。
7.ラジエターキャップを閉めて、キーをエンジンスタート前まで回す。
8.水温計の表示が正常値なのを確認。いつもの位置付近ならOK。
9.異常が無さそうならエンジン始動、そーっと走って帰る。あくまで応急なので、とにかくそーっと走る。
10.家に着いたらクリスタルガイザーで帰還した旨をブログにアップする準備をする。
ちなみに原因はホースじゃ無くてエンジン側のパイプ。これが割れて冷却水が抜け出して、最後はホースごと抜けたと、そういうことのようだ。
材質がなんなのかな、これ。ちょっと金属っぽく無い。強化プラスチックみたいなヤツな。
こう言うの、古くなると脆くなってくるからなぁ。当然交換だ。
と言う事で、戻ってきたと思ったら即修理の俺のFCだ。エンジンだけは調子良いぞ。