先日北海道に行ってきた
札幌に二泊三日だ。本当はもうちっと長く行きたいんだが、そこは客商売の辛いところだな。
で、小樽の小樽水族館に行ってきた。北海道では一番でかい水族館らしい。
でかいと言っても鳥羽、大阪、八景島あたりとは比較にならず、かなり小さい(´▽`A)
ミニマムな遊園地が隣接されていたり、大量の幼稚園児が芝生広場でお弁当食べていたりと、かなり微笑ましい雰囲気の水族館である。
これは入り口付近から海に向かっての図。水族館の入り口に背を向けて写真を撮るあたりがなかなか渋いわけだが、この構図の方が雰囲気出てるのだ。
ここには、オヒョウがたくさん居る水槽がある。TVや標本で見た事はあるが、ガンガン泳いでいるオヒョウを見るのは初めてだ。2mクラスの巨大なヤツはいないものの、1m以上有りそうなヤツがウヨウヨ泳いでいる。
底に張り付いているのかと思ったが、意外にもガンガン泳いでいてそのぶ厚さは想像以上。
俺は水族館で魚にフラッシュ撮影(水族館はたいてい暗いからな)するのが嫌いなので撮影していないが、1mを越える見た目はカレイで最厚部で20cmくらいか、ヒラメやカレイの仲間は普通下側は平らになっているんだが、オヒョウは違う。裏側もかなり盛り上がっていて迫力満点だ。あとは想像してくれw。
あとな、チョウザメもでかいヤツいるから、小樽に行く事があったら絶対おすすめのスポットだ。水族館好きのヤツなら間違いなくアタリ水族館である。
で、ここな、岬の先端部分にあって海獣公園というトドとかアザラシとかそう言う類のヤツがいるプールがあるんだが、ここが海とつながっているわけ。
海水をそのまま利用したプールって言うのは他の水族館にもあるのでそんなに珍しくないんだが、飼育されているトドの説明書きを読んでいて(・。・)である。
多分、全国的に見てもここ以外ではあり得ないであろうとんでもない事件が起きている。
なんと! こいつは捕獲したのではなく、自らここにやってきたというのだ
勝手にプールに入ってきてボスの座を奪い取り居座っているらしい…..なんちゅうヤツだと思ったら、もう一頭、メスのくせに勝手にやってきたヤツがいる….小樽水族館恐るべし
トド社会は力の強いオスがハーレムを築きボスとして君臨する強いヤツ天国な世界、おそらくはぐれトドであった「ガンタロウ」は、ここ小樽水族館のトドプールに活路を見出したのであろう。ここに来た時は衰弱していたらしいが、現在は推定800kgの堂々たる巨体で餌のニシンをよこせとばかりに一番良い場所ででかい口を開けて吠えている。面構えもなかなかなモノである。
外から入ってこれると言う事は外に出る事もできるはずなのに、ガンタロウは居心地が良いためこのプールの王として生きる道を選んだと思われる。
すげぇな、小樽水族館!
で、アザラシのところの説明書きも読んだんだが、ここのアザラシも基本的には展示飼育するために捕獲したのではなく、その辺の漁港や浜辺で衰弱していたヤツを拾ってきて飼育係の人が治療し回復させたアザラシらしい。その辺で拾ってこれるあたりが北海道らしく、トドやアザラシにジャンジャカ餌をあげる事ができたり、動物までの距離がかなり近いなど自由な雰囲気がすばらしい。説明書きが手書き風な物が多く、ちょいちょいボケをかまし、いかしたイラストなんかもあって、その文体はかなりできる人のそれである。じつにすばらしい。
全国でも屈指のステキな水族館である。
あとな、札幌でおかしな看板を見つけたのでチェックした。
わかる人にはわかると思うが、あのチャボ・ゲレロである。
もし、チャボ・ゲレロがやっている店だったら何が何でも食わねばと思ったが、どうも、あのチャボ・ゲレロが来店した事があると言う事で名前をそんな名前にしたらしい。かなりテキトーなネーミング方法だ。
評判的にはそこそこうまいらしいが、わけのわからないカレー屋である。
北海道旅行でカテゴリがアスリートへの道って何なのかは続きを読め。
と言う事で、ここからアスリートへの道な。
うちの下の娘が100mハードルをやっていて、土曜日に試合があるらしく旅行中も練習すると言う事で大事な娘を知らない土地で1人で行かせるわけにはいかないので俺も一緒に近くの公園に行ったんだ。なんせ、ホテルのある場所がすすきのだからなw
ホテルから1kmほどに中島公園というかなりでかい公園があるので、ここならどうだって事で出かけたんだが、これが舗装されていない場所が少ないんだよな。でかい公園内を舗装されていない広い場所を探して彷ったぜ。
とにかく脚に悪いらしく、短距離の選手はアスファルトやコンクリートの上は絶対に走らないんだってー。そりゃ、ド素人のオッサンが調子くれてその辺走ったりしたら膝をいわしてしまうわけだな。
これ読んでるおっさんは舗装路の脚への攻撃性というのを念頭に置いてだなトレーニングするように。
一応うちの下の娘は今度の試合で良い結果が出れば全国に行けるかもしれないレベル、中学生とは言え現役アスリートがどんなもんなのかとても興味があってけっこうワクワクして出かけたわけ。
とりあえず、どうにか舗装されていないっぽい場所を見つけて(ただ、砂利が多くてなスタート練習はできんらしい)ジョギングでアップして、その後何というのかな、ハードルの動きをチェックするような動作?(練習では毎日やってるらしくドリルと言っていたが詳細不明….)をしばらくやっているようなので、その間俺はそのままランニング。
その後、50mを全開でダッシュ6本、で、このあと、これも良くわかんないんだがハードルが有る体で動作だけ入れるダッシュが6本。当たり前だが俺はハードルがある体で走れないので、これも普通にダッシュ。この辺まで来ると俺の全開とハードル動作有りの娘とスピード変わらず……
本当はこのあとハードルの本格的な練習をするそうなんだが、それはムリなのでダウン走をして1時間ちょい。北海道はとても涼しく、汗だくにならないところがすばらしいね。
で、現役の短距離選手はどうなのかというと、メチャ速いな。想像していたよりもずっと速く、お父さん、付いていくのがやっとだぜw
2日間、この練習を夕飯前にやったんだが、多分、3日目があったらもうダッシュできなかったかもしれん。スタミナ的には問題はないんだが、瞬間的な筋肉の使い方を普段まったくしていないので太ももがきつく、もう脚が上がらん(´▽`A)
とは言うものの、娘の真面目な練習にちゃんとつきあう事ができたのはとてもうれしかったし、練習中や公園への往復の間、学校の話や部活動の話をたくさんできて非常に有意義であった。
来年も夏休みには一緒に練習ができるようにちゃんと鍛えておかないとだな。若干筋肉痛だが、一つ目標というか希望というか、そんなようなモノが見えて非常に満足している。