オリンピックはじまったな
と言う事ではじまったのは良いが、時差がかなり悪いタイミングの地域だな。
ヨーロッパなんかだとけっこう具合が良いんだが、今回はけっこう厳しいぞ。
上村は残念だったな。
普段の成績から言って四位はそんなに悪い成績ってわけでもないんだが、メダルメダルって騒ぐからなんかダメだったみたいな空気になるよな。
元々、よっぽど調子が良いかコースがあっているかしないと表彰台はないわけで、その可能性があるってだけであんまり騒ぎすぎるのも良くない。
上村なんかは何回もでかい大会を経験してるベテランだから良いけど、そうじゃない人はあまりにも期待されるとけっこう厳しいんじゃないかな。
前回のオリンピックでは荒川静香の金メダルが1個を荒川の一発として予告していたわけだが、残念ながら今回は全競技を通じて金は無理だろう。
夏のオリンピックと違ってマイナー競技って言うのもヨーロッパ(特に北の方な)諸国にはとても歯が立たない。
なんかの間違いが起こる可能性は0%に限りなく近いのだ。
最強布陣と言われるフィギュアスケートも女子はキム・ヨナ、男子はプルシェンコが居る。
採点競技って、一回ランク付けされちゃうとなかなかこれをひっくり返せないんだよね。
同じく採点競技のシンクロナイズドスイミングなんかを見ればわかるとおり、何回やっても順位は同じだったりするわけ。これはそう簡単にひっくり返る事はなく、ヨナの普通と浅田の出来が良い時の得点を見ればどうしようもないのが良くわかる。
浅田は捨て身で行く必要があり、ヨナは普通に演技すればいいそんな状況で浅田が勝つとしたら、ヨナがジャンプで大転倒して競技続行不可能とかでもない限り無理なのだ。
なので、浅田が金でなかったとしても温かい目でみてやって欲しい。現在それくらいの差があると言う事なのだ。
男子はもう絶対金はないと思ってもらって良い。プルシェンコは別格である。
あのヤグディンが死ぬ気で練習してぎりぎり勝てた相手であり、一旦引退はしたが復帰するなり格の違いを見せつけている。
四回転をちゃんと跳ぶ事を目標としている人たちとは次元が違う。彼が相手にしていたのはヤグディンであって、今の男子フィギュア界に敵はいない。
でも、そんな事別に良いじゃない。
日本人選手には精一杯がんばって納得の行く結果を出してもらえば十分だし、世界の強豪の本気を見る事ができたなら満足である。