FW不在
柳沢と高原が先発である。第一戦であれだけの醜態を晒した二人をまた使うとは….ジーコはやはりろくでもない監督なのだろうか。
途中交代した玉田と大黒も何しに出てきたのかよくわからん。インタビューでは攻めの姿勢だとか試合に出たら積極的に行きたいって言っているくせに、いざ出場してみたらこの為体。
前を向いても勝負に行かないし、やはりゴール前でパスをしていたりする。決定的と思われるシーンでパスをしたり、ゴール前に詰めていないようなFWなんぞ、邪魔なだけだ。
ミドルシュートはいくつか良いのがあったが、中盤からパスの出しどころがないのだろう、ポストプレーもまともにできないのでくさびを打つこともできず….あれしか選択肢がなかったのかもしれん。
ミドルシュートは打てて、しかも枠に行っていることからスペースがないわけではないのだ。少なくともボールが通るスペースはある。そりゃクロアチアディフェンダーも必死なわけだし、そう簡単にポジションは取らせてもらえないとは思うが、そんなことはわかりきっていることだ。サッカーで生活しているプロなのだ、素人ではないのだからそれをどうにかするのが仕事だろう。
もう何年も言われ続けている決定力不足。これはもう決定力が不足しているなんてレベルではなく、決定力なんて言う物自体が存在しないのだ。
総合的な守備力や細かい技術はそれほど世界にひけは取っていない。FWの力不足に尽きるかと思う。役に立たないFWは守備陣にも大きな負担、居ない方がマシなのだ。
もし、FWが居なければ点は入りにくくなると思うが、居たとしても世界の強豪相手とのマジ試合では10試合くらいやっても2点入れば良いところだろう。今回だってまぐれで1点入っただけだしな。
だったら、無理してFWを使うこともないと思うがいかがなものか。
作戦はこうだ。
とにかくぶ厚い中盤でペナルティエリア近くまでじわじわ押し上げててきとーな所でファールをもらう。フリーキックになるので中澤なども含めてみんなで上がってセットプレー。ここはいろいろな作戦が使えるので状況に合わせていろいろできる。直接狙ったって良い。この状況ならFWは居ても居なくても同じだ。
あまりおもしろいサッカーではないかもしれないが、体格で劣り、パワーで劣り、闘争心でも劣る状態では格好つけても仕方がない。
こういうやり方も、なりふり構わない戦い方の一つだ。ブーインクされようがメディアから叩かれようが勝ちさえすればそれが正しい作戦なのだ。極東の島国はさすがに変わったサッカーをするといずれは認められるだろう。
とりあえず。ブラジル戦、がんばってくれ