中止にしたら経済にどの程度影響が出るのか、たいして考えもせずあっさり中止になった浜松祭り。
浜松祭りには参加するわけではないので(GWは普通に仕事だしな)、それ自体は困らんが、この祭りの経済効果は半端な金額ではないのは間違いない。
浜松市はこの先数ヶ月、祭りと名のつくようなイベント類はほぼ全滅させるつもりのようだ。
祭りはもとより、桜のライトアップなどもほぼ全部中止。役所だけではなく民間もそんな調子である。
浜松祭りは子供の健やかな成長を願う祭りであって、本当に不謹慎なんだろうか。
バカみたいに酒を飲み、本来の祭りの趣旨から外れた行為をしている人たちはそうかもしれんが、祭りの趣旨自体はそんなに悪くないように思う。
祭りでバカみたいに酒を飲む人たちが、今年は飲み代を半分にして義援金にするとかすれば何の問題もなかったのでは無かろうか。

地震の被害が無かった地域でなぜそこまで自粛する必要があるのか。
節電の必要がなく、したところでなんの助けにもならないのに、なぜなんとなく節電するのか。
何かメリットがあるのならそれもいいんだが、メリットなんて無い。デメリットしかないのだ。
東日本が今回の地震で甚大な被害を受け、その地域に頼って暮らしている東京周辺は通常の経済活動ができない状態。日本で最も稼ぎの良い地域がヨレヨレの状態で、異常事態だ。
しかし、日本の約半分が大変な事になっているのだから、無事だった地域も一緒になって弱らなくてはいけない、そうしなければ不謹慎だという考え方はおかしいと思う。
無事だった西日本は東の分までがんばらなくてはいけないと思う。

未曾有の事態となった地震と津波の被害に加えて原発事故による被害も甚大だ。
阪神淡路の震災の時とは被害の規模が桁違い。復興にはあらゆる意味でのとんでもない規模のエネルギーが必要になると思うが、それを稼ぎ出すのは日本の経済力。
経済力は日本の場合、国力と同義と言ってもいい。
この非常事態に行政が日本国力の源でもある経済力を落とそうとするのは理解しかねる。

と言うことで、今日は春を感じにクロスライダーで出かけることにした。
パタヤに行くときに買ったデジカメHX5Vもあれから全く使ってなかったので、どこかでテキトーに写真を撮ろうと思って持って出かけたんだ。
しかし、今日は寒いな。春どころかまだ思いっきり冬だ。

馬込川堤防の桜もまだこんな感じ。気の早いやつが僅かに開きかけている程度かな。今週末くらいには開花するんじゃないか。

クロスライダーに乗るのは久しぶりだったんだが、DOGMAと違ってポジションは緩いし、気分的にも緩く走れてこれはこれでかなり良いな。ロードバイクとは違う楽しさがある。
未舗装部分もお構いなしで、どこでも走れるし路面の状態もそれほど注意していなくても良い。とても楽だ。
DOGMAの2倍ほどの重量はかなり重く、加速は悪いし坂も遅いが平地なら30km/h程度で走る事もできる。そしてとても丈夫だ。

お任せフルオートでこの写真。ストロボ無しで真夜中に撮った写真なのにテキトー撮りでこんだけ撮れたらもう言うことはない。
DCS-HX5V、良くできたデジカメだ。