ちと先日、駐車場で俺のFCがぶつけられてて、白いクルマだな、塗料が付いててけっこうひどかったんだよね。
右前フェンダーがボッコシ。当て逃げはやめてくれよ-。
しょうがないので修理に出して、ついでにいろいろと直したぞ。

エンジンオイル漏れ、ブレーキフルード漏れ、ラジエター冷却水漏れ、マフラーの排気漏れ….
ドンだけ漏れれば気が済むやら…早い話、燃料以外の漏れそうな物がほぼすべて漏れていると言う、なかなかすごい状態だ。
もう、お年寄りだからね、エンジンは作り直して調子良いし、補機類やセンサー類、他ハーネスも交換してあるので、走るには問題無いんだが、そこら中がちょびっともれてるわけだな。
まぁ、漏れて減った分は足せば良いので、気にしてさえいればそれほど問題無いんだがな。文化人クラスともなると、FCに起こる多少のことでは動じないのだよ。
と言うことで、これらの漏れをぜーんぶなおしたぞ。またしばらくはなんの問題もなく走ってくれるだろう。金のかかるクルマだぜ。

でもな、まだ漏れっぱなしの物がある。
それはエアコンのガスだ。もう、何年もエアコン無しで走ってる。
デブだった頃はエアコン無しでは無理じゃねぇかと思った夏だが、ここ数年夏は過ごしやすくなったのでエアコン無しでもなんとかなっている。
クルマと共に人間まで成長してしまう俺のFC。神がかってるぜ。
しかし、どうしても窓を開けなくてはいけない関係で、開閉回数がやたらと増えてしまい、パワーウィンドウがそろそろ寿命を迎えそうな勢いだ。

そんなこんなで、すべての問題が解決する事はこの先も永遠になさそうだ。
このような状況で普通の乗り続けるためには、ある種「悟り」のような物が必要だ。
要するに、こう言うことである。

クルマではなく、屋根の付いたバイクだと思えばエアコンがないくらいどうって事はない。

さらに言えば、馬のような物だと思えるところまで来れば、燃費なんて論じることが無意味なわけだ。
もはや文化人と言うより、仙人だな。