DOGMA60.1
だいぶ暖かくなって、夜でも自転車で走りやすくなったな。これから梅雨の季節までは自転車天国だな。
海へ山へー、真っ暗な中、ヘビメタガンガン鳴らして走りまくるぜ。
と言うことで、昨年購入したDOGMA60.1。約半年、それなりの距離を走って乗り方というか走り方というか多少わかってきた。
基本的には硬いDOGMA60.1だが、低速では優しいとこれまでも書いてきた。
で、最近わかったんだが低速で優しいのは踏んでないからみたいだ。
そこそこ速度は出ていてもパワーをかけなければそれほど硬くは感じず、むしろ乗り心地の良いフレーム。
しかし、パワーをかけたら一変し、もの凄い剛性でアホみたいに加速していく、そんな感じだ。
緩くてもフルパワーでも心地よさを感じるってのはスゲェ事だ。
低速で緩く走っていても快適なくせに、踏み込めば猛然と加速し、30km/h以上になっても速度の維持はとても楽、そして、ここからでも踏みさえすればぐんぐん加速する。
だいたい俺の力だと普通に走って巡航は30km/hぐらい、平地で走りっぱなしになるところで32〜33km/hぐらい、巡航可能な限界は35km/hくらい。一応巡航ってのは1時間〜2時間程度はそのまま走れる事を前提にしている。
そんな素人モード全開な速度域であってもDOGMA60.1はパワーに応じた剛性感をちゃんと提供してくれるのだ。
直進安定感もとても良く、下りコーナーやフルパワー加速でもよれるような感じは全く無い。軽いくせに非常に安定しているな。
特に欠点らしい欠点は見当たらない非常に優れたフレームだ。
あえて言うなら登りに関してエンジンである脚の能力がまんま出ちゃうみたいなところか。
最近ようやくDOGMA60.1での登り方のコツがわかってきたわけだが、それでもフレームが助けてくれている感はあまりない。
脚質にもよると思うが、登りよりも平地もしくはアタック向きのフレームではないかと思われる。
ちなみに、俺の脚質はどんなタイプに分類されるのかと自分で考えてみた。
いろんなサイトの説明書きを見る限りでは、どうも「パンチャー」に属するように思わる。
スプリンターではないし、かと言ってクライマーかと言えば苦手だった坂を克服すべく、そこら中登っているだけで特別得意というわけでもない。そもそも、体格やトレーニング内容から考えてクライマーではないな(´▽`A)
ルーラーって、俺は生涯走行のほとんどが単独走だ。根本的になんか違う気がする。
単独走自体は得意というか普通のことだが、脚質がTTと言えるほど脚はない(あたりまえだw)。
オールラウンダーと言えば聞こえはいいが、何でも得意な真のオールラウンダーなのではなく、たいがいが中途半端なだけだ。
でも、唯一得意なのが変化のあるコースでの根性走りw
スタミナというか粘りには自信があるんで、延々とアップダウンが続くとか、直線全開、曲がって速度が落ちたらまた直線は全開みたいなことは得意だし、好きである。
もし、チームでレースを走ったら、アシストとしてアタックつぶしから勝負所での牽引まで、良い仕事ができる(わけないが)かもしれない。
と言うことで、もし脚質で別けたとしたら、パンチャーってのが一番近いのではないかと。
DOGMA60.1、そんな感じの俺にはとても相性が良いフレームではないかと勝手に思ってる。