PINARELLO DOGMA60.1(新型が出ても関係ないぜ)

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ピナレロ ドグマ60.1

ピナレロ ドグマ60.1
ということで、思いっきりカッコイイ。
このべらぼうに高いフレームはプロの要求に応え、信じがたいコースを命をかけて走るようなレースで実際に走っているヤツだ。
俺なんかがその性能を使い切れるわけでは無いが、エンジンが同じならフレームやホイールは高性能な方が良いに決まってる。
プロ用フレームと言う事で大変剛性が高いんだが、そのとてつもない固さを持ちながら時速20km程度でも快適に走れてしまうのが凄い。

以前乗っていたF4:13はグランフォンド向きといううたい文句であったが、時速25km以下では硬すぎて走るのに苦痛を伴うぐらいだった。 時速30km前後からは非常に良い感じになるが、そこまでは快適とはとても言えない。
レスポンスが良く、加速も良好で速度変化への対応は大変優れたバイクだったが 、反面高速維持に関しては高ケイデンスを保ち続ける必要があり、ケイデンスが落ちると失速するのでは無いかという不安を感じるそんなバイクだった。
簡単に言えば、あまり落ち着きが無く、かなりスパルタン。高ケイデンス走行派の人じゃ無いと良い評価は得られないかもしれない。
でも、100km程度の短いレースならおそらくかなり高性能ッぷりを発揮するだろう。値段を考えるとその戦闘能力はかなり高い。

DOGMA60.1はパワーさえ掛けなければ優しいフレームで、実際歩道をノロノロと走ったりしてもF4:13 のように神経質になる事も無く普通に走れてしまう。とにかく低速でも高速でも快適で高速維持に関しても高ケイデンスでも多少ケイデンスを落してもどっちも進む感があり、まったく不安が無い。とにかく良く進む。少々の登りもまったく気にならず、平地であるかの如くガンガン進む。
そして踏み込んだらその剛性はペダルへの入力を全て推進力に変えるかのようなもの凄い加速力。どんな速度域からでも踏んだだけどこまでも加速する。エンジンである俺が止めない限り、どこまでも行ってしまいそうな加速は非常に気持ちいい。
欠点らしきものは無いんだが、あえて欠点をあげるなら、調子に乗ってると疲れること。ヽ( ´ー`)ノ
調子に乗って踏みすぎると足に優しいカーボンクランクをもってしても疲れちゃうのだ。
登りでは素人には硬すぎると思う。全然たわまないんだもん。シッティングはともかく、ダンシングは慣れないと疲れるだけで平地での進む感はどこかへ行ってしまう。はじめてまともな坂に行ったときは地面を踏んでるのかと思うほどだったもんなぁ。練習で解決したけどね。
したがって、トーシローがこのバイクに乗る場合は、調子に乗って踏みすぎない事だね。

おまけの写真
ムーンシャインHID10W点灯
これはムーンシャインHIDの10W点灯時の様子。もう、アホみたいに明るい。
ライトを消した状態ではカメラには何も写らない真っ暗な場所である。