厳しい試合だったが
終わってみれば、いつもの中日の野球だな。
7回途中までノーヒットノーラン、普通だったら勝ち負けよりもそっちを心配しないといけないぐらいのスーパー貧打。
さすがは12球団で最も打たない打線である。
一試合に2本のホームランはまぐれ当りと言われようが知った事じゃない。
ギリギリでも勝てば良いのだ。
何とか点取って、セットアッパー浅尾、そして最後は名誉職の岩瀬。
盤石である。
福岡で先勝したのは大きい。五分で名古屋ならいけるとみている。
数字だけではまったくもって測定不能な中日(と言うか落合か)野球。
もし、逆に中日を相手にこの盤石野球を崩すとしたら、とにかくロースコアゲームをしない事だ。
具体的には良い投手を先発させない事。ローテの最後の方か谷間用の投手、もしくは負けてる時の中継を先発させる。
そうすれば、いくら中日でも少しは打つ、そして点が入るだろう。要するに乱打戦に持ち込むのだ。
不思議なもので中日に点が入れば、なぜか中日投手陣も、点を取られたりするもんな。
これにより余った強力先発陣を終盤に使える。中日に対して7~9回にスキを見せては絶対にダメなのだ。
SBなら7回ホールトン、8回杉内、9回和田でいい。元々先発投手なんで今日みたいな同点の時はいくらでも引っ張れる。
味方が打たなければ乱打戦にならないが、打てなきゃどの道負けるんだから同じこと。
相手の得意とする野球をするから気が付いた時には負けていたって事になる訳で、無理矢理でもそれをさせない事が大事なのだ。
これをやられたら中日はまず勝てないと思うが、秋山は日本シリーズでこんなバカな作戦を使える監督ではないので心配は要らない。